2025/09/30
岡山市北区 アクラの伐採
【ビフォー】

【アフター】
アクラの伐採のご依頼で伺いました。
ご依頼者様は、いつも大量の落ち葉に困っていたそうです。 更に、成長したアクラの根が壁を少しづつ押し始めており、壁が少し傾きかけていたので、今回の伐採のタイミングで根まで枯らせる事をご提案した。
アクラは、とても強い木なので伐採しても切り株から新芽が生えてきます。新芽と言っても、葉っぱで光合成をして得ていた栄養を早く取り戻す為に、「徒長枝(とちょうし)」という短期間で、かなりの高さまで成長する新芽がたくさん生えてきます。
それをそのままにすると、徒長枝が伸びるだけでなく、根の成長も続き、壁が押されてブロック塀が傾き、数年後には壁が壊れ始めます。

●切り株を枯らす処理を施した写真
【木の成長で壁が壊れる】
樹木を植える時は小さいので、壁に近い所へ植える方が多くおられますが、樹木の特性を理解して植えなければ、成長の早い木や太い根があらゆる方向へ伸びる木などを壁際に植えると、10年もすれば木の成長により、あらゆる問題が起き始めます。
例えば、
●壁から外へ枝が出て、落ち葉が隣近所へ落ちる
●根が壁を押し始め、ブロック塀が傾きヒビが入る
●お隣へ越境した枝で、近所迷惑になる
このような問題が良く起きます。
根に押されて、ブロック塀が傾き始めるとブロックにヒビが入ったり、ブロック塀の上に瓦が付いていたら瓦の連結がはずれて、瓦がグラグラとなり台風などで最悪は瓦が飛んだりします。
そうならないように、樹木を植える時は木の特性に合わせて植栽するようにしましょう。
【成長の早い樹木例】
サクラ、クスノキ、ケヤキ、カシノキ、キリ、センダン、イチョウなど